こんにちは、環奈です。
今日は「S&P500とオルカン、どっちが自分に合っているのか?」というテーマで、
私自身が考え抜いた結果と、選んだ理由をまとめます。
投資を始めたころ、周りからは「S&P500一択!」という声をよく聞きました。
けれど私は最初、それに素直に乗ることができませんでした。
アメリカに全てを任せるのは、少し怖かったからです。
「もしアメリカが崩れたら?」という不安がずっと心に残っていました。
でも、調べていくうちに、信じられる“軸”を持つことの大切さに気づいたんです。
🌸1. オルカンという選択肢 ― 世界に分散して安心を取る
最初に惹かれたのは「オルカン(全世界株式)」でした。
全世界50カ国以上の企業に投資できて、どの地域が伸びても利益を分散して受け取れる。
一見すると、完璧な安定投資に見えます。
アメリカ・ヨーロッパ・日本・新興国。
そのすべてをカバーするから、リスクも分散されます。
もしアメリカが一時的に停滞しても、インドや東南アジアが伸びれば全体は下がりにくい。
“安心を買う”という意味では理想的な投資です。
ただ、分散するということは、裏を返せば“平均”にもなるということ。
世界が伸びるとき、アメリカだけが突出して伸びると、
オルカンのリターンはS&P500よりも控えめになってしまう。
「安全だけど、ややおとなしい」という印象がありました。
🇺🇸2. S&P500という選択 ― 世界の中心に賭ける投資
一方でS&P500は、アメリカの代表的な500社にまとめて投資できる指数です。
アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン──
世界を動かす企業のほとんどがここに入っています。
アメリカの強さは、単に経済規模だけではありません。
常に新しい価値を生み出す力。AI、半導体、エネルギー、医療、宇宙。
どの分野でもリーダーを輩出し続けている国です。
私はその「生み出す力」に惹かれました。
S&P500を選ぶというのは、“アメリカの未来に賭ける”という信念投資です。
リスクもあるけど、それ以上に挑戦と希望を感じられる。
長期で積み立てるなら、私はこの国の可能性を信じたいと思いました。
💬3. S&P500とオルカン、それぞれの向き・不向き
S&P500が向いている人
アメリカの経済力と成長を信じている テクノロジー分野の未来に賭けたい リターンを重視し、値動きにも耐えられる ドル資産を持って分散したい
S&P500が向いていない人
一国集中が怖い 為替変動が気になる 安定重視で値動きが不安になる
オルカンが向いている人
世界全体の成長を広く取り込みたい 一国のリスクを避けたい 精神的な安心を重視したい 長期でゆっくり資産を増やしたい
オルカンが向いていない人
リターンを最大化したい 「平均より上」を目指したい アメリカの伸びに直接乗りたい
🌿4. “信じる国”を決めることが、投資の第一歩
私が最終的にS&P500を選んだのは、
「どの国を信じて預けるか」を考えたとき、答えが一つだったからです。
アメリカには、経済だけでなく“文化としての強さ”があります。
不況のたびに新しい企業が生まれ、テクノロジーが進化し、
人々が「次の世界をつくる」ことを諦めない。
確かにアメリカは巨大すぎて、時に不安になります。
でも、リスクの裏にあるのは「変化の速さ」。
それは停滞した世界にはない力です。
だから私は、S&P500を選びました。
安心を求めるならオルカンでもいい。
けれど私は、“未来を変えようとする国”に投資したい。
✨5. まとめ:安定よりも希望を選ぶ
投資に“正解”はありません。
オルカンは「安心」、S&P500は「挑戦」。
どちらも間違いではなく、どちらも価値があります。
私が大切にしているのは、「自分が納得して選んだかどうか」。
数字やデータも大切だけど、最後に残るのは信念です。
未来を信じて積み立てる。
それが私の投資スタイル。
恐慌が来ても、為替が荒れても、信じる国を変えない。
その覚悟を持つことが、“投資家としての第一歩”だと思っています。
⚖️免責事項(自己責任について)
本記事は、筆者個人の投資経験と考えに基づく内容です。
投資にはリスクがあり、元本割れの可能性もあります。
最終的な投資判断は、必ずご自身の責任で行ってください。
🌸かんなのひとこと
「分散よりも信念。私は今日もS&P500に積み立てる。」
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