今日は朝起きた瞬間の空気が、いつもより少しひんやりしていて、
季節がまたひとつ進んだんだな、と自然に感じた。
こういう変化って大げさじゃないのに、ふっと気持ちが整っていく。
外に出たとき、冷たい風が軽く肌をすり抜けていく感覚が心地よくて、
朝の慌ただしさよりも、「今日もちゃんと始まるな」という落ち着きが先に来た。
午前中は焦らされるような予定もなく、
自分のペースを守って動けたのが良かった。
何かを急ぐ必要がないと、人ってこんなに楽なんだと感じる。
特に今日は、気持ちの余裕が身体にもそのまま出ていた気がする。
ゆっくり準備して、ゆっくり歩いて、
それでも遅れもズレもなく、ちょうどいい流れで進んだ。
買い物の時間も、無理のないテンポで楽しめた。
服を選んでいる時の自分の感覚が“急がされてない”というだけで、
こんなにも気分が違うんだと改めて感じた。
選んだスカートも動きやすくて自然で、
ふと鏡を見たときに「今日の自分いいな」と素直に思えたのが嬉しかった。
こういう小さな瞬間って、案外その日の印象を大きく変える。
昼を過ぎてからは、少しゆっくりする時間をとった。
完全に休むわけじゃなくて、
「今日はどんな日だったかな」と振り返ったり、
次にやることを軽く整理したり、
そのくらいの気持ちで過ごす時間。
こういう余白って、やっぱり必要なんだと思う。
予定を埋めすぎると気持ちが窮屈になるけど、
今日みたいに適度に余白を残すと、心に呼吸ができる。
夕方は少し歩いて、身体を温めるつもりでゆっくり動いた。
歩きながら、今日感じたことを整理していると、
「無理しない日の方が、次の日の流れが良くなる」という実感があった。
今日はその“調整の日”みたいな感じ。
大きな出来事はないけれど、
こういう日を丁寧に過ごしておくと、
あとから「あの日の過ごし方、良かったな」と思える。
夜は早めに一息ついて、明日の準備を整えておいた。
毎日完璧じゃなくていいけれど、
今日みたいに“乱れない日”があると、それだけで気持ちが落ち着く。
気持ちが落ち着くと、運の流れも自然と整ってくる。
そんな積み重ねの大切さを静かに感じる一日だった。
今日も特別なことはなかったけど、
何も問題なく終われるというのは実はすごくありがたいこと。
普通に過ごせる日があるからこそ、
気持ちが整って、明日に繋がる。
静かで穏やかで、心がやわらかい一日だったと思う。
一言
静かな一日は、未来の自分を軽くしてくれる。

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