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イノシシ編🐗
夜道を歩く。
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街灯の少ない田んぼ沿いの道を抜けようとしたその瞬間、
ライトの先に「黒い塊」が――。
バサッと音を立てて、田んぼの中を横切る。
最初は犬かと思った。けど、重心の低いあの走り方……まさか、イノシシ!?
足が止まった。心臓が一瞬で跳ねる。
動いたらダメだとわかってても、身体が勝手に固まる。
暗闇に音だけが残って、風が稲穂を揺らす。
一瞬の出来事だったけど、全身の血が逆流するような感覚。
この時期、田んぼにはまだ稲の香りが残る。
山から下りてくるイノシシたちにとっては、ごちそうの香りなんだろう。
けど、こっちからしたら命がけの遭遇だ。
無事に通り過ぎたあと、思わず空を見上げた。
秋の夜空は澄んでて、怖さがスッと消えていく。
「生き物も生きとる」って、どこかで納得してる自分もいた。
次からは遠回りでも明るい道を通ろう。
それが“学び”という名のレベルアップ。
今日もまた、ひとつ珍道中が増えた。
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