郵便局を出たあとの帰り道。
空気が少し重たく感じたのは、気温のせいだけではなかった。
今日一日、たくさんの手放しをした。
制服を送り出し、退職届をポストに入れた瞬間、
私の中で長く張りつめていた糸がふっと緩んだ。
けれど、その解放のあとに訪れた静けさは、
どこか不思議な“ざわめき”を伴っていた。
🕯️1. 家に戻った瞬間に感じた違和感
玄関を開けたとき、
空気の流れが一瞬だけ変わったように感じた。
音も、匂いも、光も、いつもと同じはずなのに。
それでも、心の奥が小さく反応した。
スピリチュアルな感覚でいえば、
これは「場のエネルギーが変わった」合図。
手放しをした日は、自分の波動が少し高くなる。
すると、以前の空気と微妙に“ズレ”が生じて、
違和感や寒気のように感じることがある。
でも、それは怖いものじゃない。
むしろ“変化が始まった”証拠。
家が静かに再調整を始めているサインだ。
私は一度深呼吸して、
玄関に小さく「ただいま」と声をかけた。
音に出して言葉を流すことで、
空間に優しい波が広がっていくのが分かる。
火と光を司る星(獅子座)のエネルギーは、
“声”や“表現”を通して整う。
今日の私には、それがぴったりの浄化だった。
🌸2. 黒龍の気配と、新しい循環
ソファに腰を下ろしたとき、
ふと頭の中に“黒龍”という言葉がよぎった。
黒龍は、火と光の中に眠る守護の象徴。
破壊と再生を司り、
古いエネルギーを飲み込んで新しい流れを生み出す。
退職というのは、ひとつの終焉。
でも、そこには再生の扉もある。
黒龍の気配を感じたのは、
おそらくその再生のサイクルに入ったから。
龍のエネルギーは、水と風を操りながら、
火の力を中和して新しい秩序を作る。
獅子座で生まれた私は“火”の人。
だから、感情の炎が強すぎるとき、
黒龍のような“深い静けさ”が必要になる。
今日の帰宅後の違和感は、
その“静けさへの導き”だったのかもしれない。
部屋の灯りを少し落とし、
好きな香りのアロマを焚いてみた。
その瞬間、空気のざわめきがすっと消えていく。
黒龍が通り過ぎた跡に残るのは、
透明な静寂。
まるで新しい世界の始まりを告げる
夜明け前の空気のようだった。
🌕3. 理(ことわり)を整える夜
夜になると、思考が少しずつ澄んでくる。
今日という一日の意味を、
自分の中でひとつずつ並べていく。
退職届を出したということは、
“責任”を終えたのではなく、
“次の責任”へ移るということ。
エネルギーの循環でいえば、
古い契約が終わり、
新しい契約が始まるタイミング。
この「間(ま)」の時間に、
自分の理(ことわり)を確認することが大事。
私はこれから何を作りたいのか。
どんな言葉を残したいのか。
誰の心に光を届けたいのか。
Radiant Game Journeyを立ち上げた理由も、
結局はここに戻ってくる。
ゲームも、物語も、人生も、
ぜんぶ「光を見つける旅」。
黒龍が背中を押してくれるような気がして、
自然と笑みがこぼれた。
🌸4. 明日への祈り
夜が深まると、
心の中に“祈り”のようなものが生まれる。
明日はきっと、今日よりも軽やかになる。
そう思えるのは、今日という一日を
ちゃんと終える覚悟を持てたから。
手放したものは、
もう戻らなくてもいい。
けれど、その空いた場所に、
必ず“新しい理”が入ってくる。
それが今夜のメッセージ。
エンジェルナンバーでいえば「111」。
新しい始まりと自己再生の象徴だ。
🌌一言(締めの一文)
― 黒龍は静かに去り、光だけを残した。
その光は、明日という新しい理を照らしている。 ―
この一文は「クロノスの囁き」ともつながる形。
もし日記下部に恒例で入れているなら、こう整えるときれい👇
🪶クロノスの囁き
「終わりを恐れずに、静けさの中を歩け。
そこに新しい理(ことわり)が生まれる。」
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