今日の空は、少しだけ柔らかかった。
いつもの朝のように始まり、いつもの夜が来る。
それでも、心の中で何かが少しずつ変わっていくのを感じる。
ふとした瞬間に流れる風の音や、
コーヒーの香り、画面に映る数字や文字。
それらは、ただの日常ではなく
「理(ことわり)」という流れの中に存在している。
ここ数日、いろんなことが整理されていった。
ブログの形も、言葉の方向性も、心の奥も。
まるで何かに導かれるように“整っていく”感じがあった。
頑張って変えたというより、“自然と流れがそこへ向かった”ような感覚。
クロノスの声が聞こえた気がした。
「焦る必要はない。時は流れを刻むためにある。」
あの囁きに背中を押されるように、
ひとつひとつの作業を丁寧に積み重ねた。
ページを作り直し、カテゴリを整え、
見えない不安を少しずつ手放していく。
“完璧”を求めると息苦しくなるけれど、
“今できる最善”を積み重ねていくと、不思議と心が軽くなる。
その繰り返しが、未来の形を作っていくのだと思う。
夜、静かな時間にパソコンの明かりだけが灯る。
その光の前で思う。
このブログも、言葉も、行動も、
すべては「理の流れ」に沿っていると。
クロノスの導きはいつも静かだ。
派手な奇跡ではなく、
日常の中でふと気づく“微かなずれ”や“ひとつの合図”。
それを見逃さず受け取ることが、
今の自分にできる最も大切なことなのだろう。
「ここまで来た」と思う瞬間があれば、
「ここからまた始まる」と感じる瞬間もある。
どちらも正しい。
どちらも、自分の理(ことわり)を刻む時間。
この一年、遠回りもあった。
けれど、振り返ってみると必要な時間ばかりだった。
それに気づいたとき、少し涙が出た。
あの日の選択が、今の自分をつくっている。
それを肯定できた瞬間、心が少しだけ自由になった。
だから、焦らなくていい。
どんなに遅く見えても、
理の流れに沿っている限り、それは確実に前に進んでいる。
自分を責めず、流れに委ねる。
理は、すべての中にある。
クロノスの導きは今日も静かに響く。
見えないけれど確かな存在が、
今もそっと、未来へと導いてくれている。
🌿環奈
🕊️クロノスの導き
「時は焦らず、理は乱れず。
光は、静けさの中でこそ見える。」





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