🌅朝
朝の光が少し冷たく感じた。
カーテンを開けると空気が澄んでいて、季節が一歩進んだことを教えてくれる。
コーヒーを淹れながら昨日の流れを思い返す。
ブログの更新も進み、アドセンスの動きも見え始めた。
「順調」と呼べる日々の中で、どこかに落ち着かない心が残っていた。
人は目標を叶えるたびに次を探す。
それは悪いことではないけれど、
“満たされる感覚”を見失うと、どれだけ進んでも心は空く。
だから今は、「止まる勇気」も大事だと思った朝だった。
☀️昼
昼は少し外に出て風を感じた。
頬に当たる空気がひんやりして、思わず深呼吸する。
その瞬間、頭の中に浮かんだのは「手放す」という言葉。
誰かに認められようとしなくてもいい。
今の自分をちゃんと見つめてあげれば、それでいい。
そう思うと、肩の力が少し抜けていった。
SNSを整えながら「どんな言葉が響くか」と考えていたけれど、
いまは“共感”より“素直さ”を選びたい。
たった一文でも心がこもっていれば、
どこかで誰かの小さな希望になるから。
🌇夕方
夕方になると時間が急に速く感じる。
沈む陽を見ながら、今日一日の流れを整理した。
うまくいかないこともあった。
でも、動けたこと自体が意味を持つ。
完璧を求めるより、「今日も進めた」と思えたら十分。
それだけで、少し優しい気持ちになれる。
外を歩く人の姿を見ながら、心の中で「おつかれさま」と呟いた。
人には見えない戦いがある。
その戦いを抱えながらも笑える人は、
本当の強さを知っている人だと思う。
🌃夜
夜は静けさの中で心の声が大きくなる。
「もう少し頑張ろう」とも思うし、
「今日はここまででいい」とも思う。
その両方が“私”だ。
大切なのは、どちらの声も受け入れること。
部屋の灯りを落として、深呼吸をする。
ベランダから見上げた空には、雲の切れ間に小さな星が光っていた。
「今日もよく頑張った」
そう呟いた声が、胸の奥で響いた。
それだけで、少し救われる気がした。
💭心の整理
ここ数日、現実と理想の間で少し疲れていた。
でも、疲れは悪ではない。
努力の証でもあり、歩いた跡を残すものだ。
立ち止まることは諦めることではなく、
“次へ進むための助走”なのだと今は思う。
人との関わりも、仕事も、創作も、
最終的には「心の在り方」に戻ってくる。
心の調律が整えば、どんな現実も優しく変わっていく。
焦らずに、少しずつ。
それが“理の歩幅”なのだと思う。
🌸終わりに
特別なことのない日こそ、
心を整えるチャンスがある。
朝起きて、働いて、考えて、疲れて、
そして少し笑えたなら、それでいい。
時間は止まらない。
けれど、心が静まる瞬間は確かに永遠を感じる。
今日という日を、ちゃんと生きたこと。
その小さな証が、明日を形づくる。
🌙一言
「焦らなくてもいい。
心が追いついたとき、道は自然に見えてくる。」

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