今日は、朝から特別な予定があるわけではなく、
落ち着いた時間の流れの中で始まった一日だった。
年末が近づいていることは頭では分かっているけれど、
気持ちはそこまで慌ただしくなく、
どちらかといえば「今日は無理しない日」にしたい感覚が強かった。
起きてからすぐに何かを始めるというより、
少しゆっくり準備をして、
その日の体調や気分を確認しながら動く。
最近は、こういう入り方のほうが
一日を通して疲れにくいと感じている。
やるべきことは、決して少なくない。
書類のこと、整理したいこと、
後回しにしている細かい用事もある。
それでも今日は、全部を完璧にやろうとは思わなかった。
「今日はここまででいい」
そう決めて動くことで、
余計な焦りが出ずに済んだ気がする。
途中で、思ったより時間がかかることもあった。
うまく進まない場面もあったし、
やり方を変えた方がいいかなと考える瞬間もあった。
けれど、今日はそこで無理に詰めなかった。
一度止まって考える。
今日はやらなくていいことを切り分ける。
それだけで、頭の中が少し整理された。
以前の自分なら、
「ここまで来たんだから全部やらないと」と
自分を追い込んでいたと思う。
でも今日は、そうしなかった。
それができただけでも、十分だった。
外に出ると、
冬らしい空気が広がっていて、
街全体が少し静かに見えた。
年末特有のざわつきはあるけれど、
今日は自分の中ではあまり気にならなかった。
人の動きや周りのペースに
無理に合わせなくてもいい。
今日は自分のリズムで過ごす日だと、
自然に思えていた。
午後になると、
少し疲れが出そうな気配もあった。
でもそこで無理をせず、
一息つく時間を取ったことで、
その後が楽になった。
何かを頑張った日ではない。
目に見える成果がある日でもない。
それでも、
「ちゃんと自分の状態を見ながら過ごせた日」
という意味では、悪くない一日だったと思う。
夕方から夜にかけて、
一日の流れを振り返る時間があった。
今日できたこと、
今日やらなかったこと、
どちらも含めて、今の自分にはちょうどいい。
最近は、
できなかったことばかりに目が向きがちだった。
でも今日は、
できたことや、無理をしなかった選択にも
目を向けることができた。
それは、小さな変化かもしれない。
けれど、こういう積み重ねが
後々の余裕につながるのだと思う。
夜になると、
特別な予定がなくても、
一日を無事に終えたという感覚が残った。
慌ただしさもなく、
後悔もほとんどない。
「今日はこれでよし」
そう言って終えられる日があるのは、
意外と大切だ。
明日になれば、
また別の用事や予定が出てくるだろう。
忙しくなる日もあると思う。
でも今日は、今日として区切る。
静かで、派手さのない一日だったけれど、
自分にとっては意味のある一日だった。
今日はこれで終わり。
また明日、できることをやればいい。
一言。
今日は、無理をしなかったことがいちばん良かった。