今日、わたしの中でひとつの “気づき” が生まれた。
大きなことではなくて、静かに胸の奥に落ちていくような、小さな透明の粒みたいな気づき。
けれど、その小ささこそが《理(ことわり)》と深くつながっている気がした。
人生の流れって、力強く押し寄せる時もあれば、
今日みたいに、静かに優しく方向を変えてくれる時もある。
わたしは後者の方が、本当の意味で運の巡りがいい証拠だと最近よく感じる。
なにかを引き寄せようと無理に動くんじゃなくて、
流れの方が “そろそろだよ” と囁いてくる時。
それにそっと手を伸ばすだけで、物事が自然に整っていく。
今日もその流れを感じた。
空気の軽さ、気持ちの向き、歩く速度、
全部がほんの少しだけ “未来側” に寄っている。
こういう日は、理が味方してくれている。
わたしは何かを変えたわけではない。
ただ心を静かに整えて、深呼吸して、
今日という日の光を受け取っただけ。
すると、不思議と
「今日にして良かった」
「このタイミングで合ってた」
そんな感覚が胸の奥から湧き上がってくる。
タイミングが合うというのは、
運が動き出している証拠。
“合う時は合うし、合わない時は合わない”
すごく単純なのに、
これを理解できるようになるまでに時間がかかった。
でも今は、無理に動かず、
合うタイミングだけを素直に受け取れるようになってきた。
それがわたしの理の成長なんだと思う。
今日は、未来につながる “静かな前進” がひとつあった。
その一歩のおかげで、
明日の空気が少し軽くなりそうで、
心にもゆとりが生まれた。
こういう日を積み重ねた先に、
望んでいた未来がちょっとずつ形になるんだろう。
人は大きな奇跡を求めがちだけど、
本当は毎日の小さな調和がいちばん強い。
今日のわたしは、その調和の真ん中にいた気がする。
運を味方につけるのは、
大きな決断よりも
小さな整えのほうが効果がある。
“今日は良い日だった”
ただそう思えるだけで十分。
その一言が、わたしの未来をまたひとつ優しい方へ動かす。
この静かな幸せを、今日の日記にそっと閉じ込めておく。
未来のわたしが読み返した時、
「この頃の流れが変わり始めていたんだな」
そう思えるように。
今日の気づきに感謝。
今日の流れに感謝。
今日のわたしに感謝。
そして、明日のわたしへ。
きっとまた良い流れが来る。
🔮《クロノスの導き》
“焦るな。動く時は自然にわかる。
静かな一歩が未来を変える。”