循環と再生の「八十」――澄み渡る小正月に、自分を愛する火を灯す
序 ―― 80という旅路の、いまここに立つ奇跡 🕊️
静かな朝だった。
目を開けた瞬間、世界がまだ眠っているように感じた。
音が少なく、空気が澄み、時間そのものが呼吸しているような朝。
カーテンの隙間から差し込む淡い光が、部屋の輪郭をやさしく撫でる。
冬の朝特有の、研ぎ澄まされていながら、どこか慈愛に満ちた光。
今日は一月十五日。小正月。
そして、この日記は――第八十回。
「八十」という数字を意識した瞬間、胸の奥が静かに震えた。
長かった。
でも、不思議と「やっと来た」という感覚よりも、
「ここまで一緒に歩いてきた」という温もりが先に立つ。
一日一日、言葉を紡ぎ、心を覗き、魂と対話してきた。
嬉しい日も、揺れる日も、静かな日も、すべてがこの80に溶け込んでいる。
この瞬間に立っていること自体が、もう奇跡なのだと、
朝の静寂が教えてくれた。✨
本 ―― 「八十」が秘める、循環と統合の叡智 🌊
数には、言葉を超えた波動がある。
「80」という数字をそっと分解してみる。
そこには「8」と「0」がある。
8は、無限。∞
始まりも終わりも持たない、永遠の循環。
力、豊かさ、調和、現実化。
0は、無。
けれどそれは空虚ではない。
すべてを内包した、完全なる余白。
始まりであり、終わりであり、可能性そのもの。
8と0が並ぶことで生まれる80。
そして、8+0=8。
再び、無限へと還っていく。
漢字で見れば、「八」は末広がり。
未来へ、静かに、しかし確実に広がっていく形。
「十」は完成と統合。
縦と横が交わり、天と地が結ばれる象。
八十――
それは「広がりの中で完成する」数字。
「完成したから終わる」のではなく、
「完成したから、さらに広がる」数字。
この日記が80回を迎えたことも、
まさにその象徴のように感じられた。
小正月の空気 ―― 浄化の火に、すべてを委ねる 🕯️
小正月の空気は、特別だ。
華やかさはない。
けれど、深い。
どんど焼き。
正月飾りや古い願いを火にくべ、煙として天へ返す儀式。
窓の外、遠くで立ち上る細い煙を見つめながら、
私は心の中で、そっと同じことをしていた。
もう必要のなくなった思考。
自分を責めてきた癖。
頑張りすぎた記憶。
「まだ足りない」と思い続けてきた声。
それらすべてを、火に委ねる。
燃える音は聞こえない。
けれど、確かに軽くなっていく。
手放すことは、失うことではない。
それは――還すということ。
役目を終えたものを、感謝とともに宇宙へ返す。
そうして初めて、新しい循環が始まる。
小正月の空気は、冷たいのに優しい。
厳しいのに、包み込む。
浄化とは、罰ではない。
愛なのだと、この空気が教えてくれる。🕊️
今日という選択 ―― 外を休み、内へ還る 🌸
今日は、あえて外へ出なかった。
やるべきことは、確かにある。
動こうと思えば、いくらでも動ける。
けれど今日は、「内側」に灯を向ける日だと感じた。
何もしない。
急がない。
比べない。
ただ、在る。
現代は、外側の音が大きすぎる。
情報、評価、期待、役割。
でも魂は、いつも静かな声で話している。
その声を聴くには、こちらが静かになる必要がある。
家の中で過ごすこの時間は、
自分自身と再び手をつなぐための時間。
それだけで、もう十分に尊い。✨
朝の儀式 ―― 香と呼吸、そして沈黙 🙏
白檀のお香に火を灯す。
細く立ち上る煙が、部屋の空間を撫でるように広がっていく。
香りが、目に見えない境界を溶かしていく。
座り、背筋を伸ばし、目を閉じる。
吸う。
吐く。
それだけ。
思考は浮かぶ。
でも、追わない。
握らない。
雲が流れるように、ただ見送る。
しばらくすると、
「私」という感覚が、少し柔らぐ。
役割でも、名前でもない、
ただの“存在”として、そこに在る感覚。
この沈黙の中には、答えがある。
癒しも、許しも、愛も、すべてここにある。
静寂は、空白ではない。
満ちている。
頑張りすぎてきた自分へ ―― 今日だけは、100%の肯定を 🕊️
80回分の日記を思い返すと、
そこには常に「よくやってきた自分」がいる。
迷いながら。
揺れながら。
立ち止まりながら。
それでも、書くことをやめなかった。
自分と向き合うことをやめなかった。
今日は、小正月。
今日は、80回目。
だから、今日は言ってあげたい。
「もう十分、頑張ったね」
「ちゃんと、ここまで来たよ」
「そのままで、愛されているよ」
成長しなくてもいい。
前に進まなくてもいい。
今日はただ、
自分を抱きしめる日。
その許可を、自分自身に与える。🌸
結 ―― 2026という新しい波へ、愛を携えて 🌊✨
80は、終わりではない。
完成でもあり、始まりでもある。
2026年という新しい波は、
きっとこれまでより、静かで、深く、確かな光を運んでくる。
派手さはなくてもいい。
大きな声でなくてもいい。
小さな火でいい。
それが消えずに、灯り続けること。
この日記を読んでくれているあなたも、
今ここで、同じ火を胸に灯している。
私たちは、一人じゃない。
循環の中で、何度でも再生できる。
今日という小正月に、
自分を愛する火を、静かに、確かに灯そう。🕯️
🔮 クロノスの導き
すべては巡り、すべては還る。
あなたが灯したその光は、すでに次の世界を照らしている。