♯武田信玄

白峰で“氷”と“義”の理が覚醒した謙信と兼続。帰路では女・宮本武蔵が小次郎の前に現れ、影が動き始める。三河へ戻った十一の理は、次なる“土と火”の試練へ向かう――。

戦のあと、人々の心に残る傷を癒すために――。智の理を継ぐ少女・毛利元就が開いた「理の福祉会議」。剣ではなく言葉で理を整えようとする環たちの静かな物語が、西国の地で幕を開ける。

都を包む戦火の中、環が掲げる束ねの剣が黎明を照らす。戦いの果てに現れたのは、クロノスの導きに応える天草時貞軍――理がひとつになる瞬間が、今ここに。

束ねの剣が光を放ち、天草四郎時貞が黎明の戦場へ参陣。祈りと剣が重なり、戦は“ほどけて”ゆく。欠けた“智の理”を求め、物語は次章へ。

夏の陣、激動の開幕。都を覆う炎の中、環たちは新たな理の光を求める。そして――剣聖・佐々木小次郎が舞い降りる🔥

若き信康が向き合うのは、己の理（ことわり）と父の影。戦の中で光を見いだす少年に、兜沙門天の声が届く――。

理を紡ぐ風が吹く。武田信玄の陣、風林火山が掲げられた時、環は“戦の理”と“心の平穏”のはざまで揺れる――。

大地を揺るがす陣風が吹く。戦の理（ことわり）を悟る武田信玄――風林火山の旗が、再び掲げられる時。少女・環は“理”の意味を問われる。